珈琲豆『保存のしかた』
昨日のブログでは、コーヒーが本来持っている素晴らしさを堪能していただくために、できれば飲む直前に豆を挽いて召し上がっていただくことを強くお薦め致しました。
今回は、コーヒーの香りや味に直結する『保存のしかた』についてを掲載させていただきます。
最もお薦めする保存方法は、ズバリ冷凍庫で保存することです。
「え〜、何で冷凍庫なの?」と思われる方もたくさんいらっしゃると思います。
温度が10度上がると珈琲豆の劣化速度は2倍に、10度下がると劣化速度は1/2になるそうです。
ただし、この際に注意しなければいけないのは水分です。ジプロックなどに入れて密閉してあげれば水分を遮断できます。また、他の食品からのニオイも入りにくくなります。さらに、脱酸素剤を入れてあげればもっと効果的です。これは、酸素濃度が0~1%で劣化速度が10倍変わってくるという科学的根拠からです。つまり、少しの酸素でも焙煎豆に与える影響が大きいということです。
もちろん、光にあてないで保存することも重要です(冷凍庫での保存なら、光の問題はありませんが・・・)。
冷凍庫で保存しても、珈琲自体は凍りませんからお飲みになる際は、冷凍庫から取り出してそのままご利用いただけます。