女性の方々 必見!! 「紫外線対策にはコーヒーが効く?」
太陽の光を浴びすぎると日焼けするが、これは紫外線のしわざだ。
コーヒーを飲むと紫外線による皮膚の炎症を抑える可能性がある。
という内容で始まるのは、社団法人 全日本コーヒー協会が運営するサイトの『コーヒーと健康』に置かれているページからのものです。
以下にその要旨をまとめてみました(この実験は大阪市立大学の大学院で紫外線の研究をはじめた山手さんという方が行ったということです)。
1.プレ実験
まずはインスタントコーヒーを用いてマウスでプレ実験を行なった。
「ふだん人間が飲むコーヒーを用いてマウスに塗布したり、または飲ませたりして効果があるのかを検討してみました」
結論)コーヒーを塗布した群や飲ませた群は、塗布しない群や飲ませていない群よりも皮膚の炎症が抑制されるという結果が出た。
2.マウス実験
コーヒーの成分に多く含まれるポリフェノールのうち、カフェ酸とクロロゲン酸に絞り、UV-Bに関するマウス実験を行なった。
実験は、①マウスにコーヒー成分を塗る「塗布実験」、②マウスにコーヒー成分を飲ませる「経口投与実験」の2種類を行なった。
コーヒー成分を塗る実験では、マウスに麻酔を軽くかけて毛を剃ってから紫外線を3日間照射し、各日カフェ酸とクロロゲン酸を塗った。そして5日後に背中の皮膚の炎症の変化と耳介(じかい **)表皮の色素細胞の変化を解析。比較対照群として、緑茶ポリフェノールで有名なEGCG(エピガロカテキンガレート)を用意した。
その結果、カフェ酸、クロロゲン酸ともに皮膚の炎症を抑えた。特にカフェ酸はより効果が高いことがわかった。
結論)今回の経口投与実験をまとめると、特にカフェ酸においてUV-B照射後の皮膚の炎症を抑制する作用と色素沈着抑制作用が認められるという結果となった。
詳細については、当該ページにてご確認願います。下のボタンをクリックするとリンクします。
※本ブログ内容は、上述の全日本コーヒー協会website記載内容を引用したものです。